まさはる's Weblog

　SIMCITY 4（日本語のサイトはこちら）の拡張バックであるRush Hourを、随分前に購入し放置していたので久しぶりにやってみました。なお、Mac版のサポートはASPYRで、現在のところSimCity 4 Rush Hour Patch 1が出ています。

Rush Hourを遊ぶには本体が必要です

　拡張パックなので、ゲームシステム自身は何も変わっておらず、配置できる建造物や表示方式が追加されています。
　交通手段では、一方通行、大通り（2区画必要）、地上高速道路、高速道路のT字分岐、料金所、高架鉄道（地下鉄と接続可）、モノレール、フェリーといったところが追加されています。これらの中でも一方通行は、交通量が倍になるため渋滞緩和に役立ち、大変便利です。

画面上の道路は全て一方通行

　建造物では、建築スタイルの選択、豪華な警察署、大きな小学校、大きな高校、市営駐車場、灯台...あと何かあったかな。中でも大きな小学校と高校は高密度住宅地域を作る際に便利です。

市民からの要望で灯台を設置してみましたが、一体どんな効果が...

　表示方式では、ルート調査が「？マーク」の下に追加されており、道路や建造物をクリックすると起点から終点までの経路が表示されます。

ルート調査

　でも一番変わったと思うのが、最もお目にかかる厚生アドバイザーの顔...。怒ったときの顔のキレが一層良くなりました。（つーか、前と全然違う...(^_^;）

　上記の他には、乗り物を自由に操縦するモードや、時間内に乗り物を操縦して目的地に到達するミッションが追加されました。ミッションをクリアすると、通常では建てられない建造物を設置することができるようになるそうです。

電車のミッション

　さて、総評ですが、うーん...。ゲームシステムが全く変わっておらず、単なる建造物の追加だけとなると、そもそも最初のSIMCITY 4を中途半端な状態で商品にしたということでしょうから、Rush Hourの良し悪し以前にMaxisブランドのゲーム開発の姿勢には大変残念です。まぁ、これからSIMCITY 4を購入する人にはRush Hour込みのデラックス版の方がいいと思いますけど...。
　最後に、Virex 7.5.1とは相性が悪いようなので、Virex 7.5.1をインストールしていないシステムで起動するのがいいと思います。